医院紹介

の四つを、医院のコンセプトとして日々診療しています。

当たり前のことかも知れませんが、このことを実践するために私をはじめスタッフ一同、定期的に勉強会を開いたり、月1回のミーティング等で問題点を洗い出したりしながら、当院を受診して良かったと思っていただけるように励んでおります。私自身は、京大病院、大阪赤十字病院等の第一線の病院で、慢性中耳炎、副鼻腔炎、良性・悪性の頭頸部腫瘍等の多数の手術に携わり、研鑽を積んで参りました。これらの経験を生かし、皆様の健康や生活の質の向上に少しでもお役に立てればと思っております。 当院で困難な検査や手術に関しては、大阪赤十字病院、北野病院等の京都大学関連病院に積極的に紹介もしております。

当院では、診察室、待合室に多数のモニターを置いております。耳鼻科の病気は、耳も鼻ものども、どれも見えにくいところにあります。当院ではそのためにモニターで病気の部分を写しだし、その所見をパソコンに記録し、過去の記録と比較しながら、理解していただけるよう「見える化」に努めています。それは、患者さんがまず「見て」、「理解して」、「治療を受ける」ことが、最も大事だと考えるからです。もちろん必要に応じて、その写真をお渡ししたり、病気の説明のリーフレット等をお渡しし、ご自宅に帰った後でも理解していただけるようにしています。病気のことや治療のことについて少しでも疑問に感じられることがあれば、遠慮無く質問して下さい。

できるだけ患者さんをお待たせしないよう(患者さんが多い時でも30分以内を目指しています)に、スタッフ一同、常に心がけております。そのために、電話やインターネットでの受付システムの導入や、時間予約制の導入、あるいは携帯電話等でのお呼び出しなどで、できるだけお一人お一人にあったきめ細かい対応を心がけています。また、各スタッフの連携をよりスムーズにできるように、午前・午後の診療後の終礼・ミーティングで、反省点や段取りの確認をしております。しかしながら、突発的な処置や、初診の患者さんの多い時などは、やむをえず30分以上、なかには1時間程度お待たせする場合もあるかも知れません。その際は、診療の進み具合など、あるいは待ち時間の目安など、いつでもスタッフまでお声をおかけ下さい。

診療器具類に関しては、全てを十分な流水洗浄後、蛋白除去剤、次亜塩素酸ナトリウムに浸漬した後、オートクレーブを使用し、消毒しております。ネブライザーに関連した、マウスピース、ノーズピース、吸入ホース、薬液カップも十分な流水洗浄後、次亜塩素酸ナトリウムに浸漬し、乾燥させ使用しております。ネブライザー本体に関しては、アルコール清拭を行い、常に清潔な状態で使用できるようにしております。 ファイバースコープは、十分な流水洗浄後、蛋白除去剤を使用し、自動洗浄機にてフタラールを使用して洗浄しております。

また、院内に関しては、空気清浄機の他に、オゾン発生装置を併用し、インフルエンザウイルス等のウイルス対策も行っております。

なお、特に0歳児に関しては、午後3:00〜午後3:30の間に完全予約制で優先的に診療しております。感染予防の観点からも、どうぞご利用下さい。

診療後に終礼を、また月に1度の全体ミーティングを、クレドカードを用いて行っています。このカードは、当院のコンセプトをスタッフ一同が共有するために、コンセプトを「患者さんへの約束」として、勤務中は常に携行しております。